14日、健康保険組合連合会が決算見込みを発表し、約1,380ある健保組合のうち、40.4%の559組合で2022年度の収支が赤字であったことがわかった。2021年度の53%を下回ったが、高齢化による医療費の増加で高齢者医療への拠出金が増加しさらなる財政悪化が見込まれ、2023年度は3,600億円の赤字と推計されている。高額な医薬品の使用も広まっており、2022年度に1カ月の医療費が1,000万円以上かかった人は延べ1,792人で前年度比18%増と、過去最多を更新した。
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